表彰式開催の御礼

2023年03月31日

皆さまに御礼を申し上げます。

第16回「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」および第1回「哲学甲子園」の表彰式が、
3月29日の夕刻に開催され、盛会のうちに終了しました。

当夕は、全国から、NPOの会員、読者の方々をはじめ百数十人の皆さまが参集され、
また、昨年の受賞者の荒井裕樹さんと第9回受賞者の武田砂鉄さんも参加され、
第16回受賞者の町田樹さんと第1回哲学甲子園の優秀作品の作者の方々を表彰し、
その前途を会場の全員がお祝いする楽しい一夕となりました。

受賞者の町田さんには、荒井裕樹さんから正賞「メビウスの帯」の授与が、
武田砂鉄さんからはお祝いの花束が贈呈されました。
また、哲学甲子園の最優秀作品に選ばれた著者の大日向花梨さんと、
ならびに優秀作品の著者の宮原佐和さん、下田尾佐保さんも登壇され、
町田樹さんから、記念品のNPOオリジナル図書カードが贈られました。

町田さんの受賞記念講演「アスリートとして経験し、研究者として叩き上げる」では、
町田さんが「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」に寄せていらした期待と、
今後の研究と表現活動に対する抱負が力強く語られ、満場の聴衆の心を惹きつけました。
ご講演の内容につきましては、後日、当公式サイト上に掲載の予定です。

後半の第二部で行なわれた町田樹さんと荒井裕樹さんの対談では、
表現が発出される時の、自他のベクトルの向きの違いのお話から始まり、
途中から武田砂鉄さんも加わっての鼎談へと移行しました。
お三方の笑いとともにお話は続き、盛況のなか、午後9時前に散会しました。

表彰式にお集まりいただきました方々に、あらためて御礼を申し上げます。
ご参加が叶わなかった皆さまも、ぜひ、次の機会にお越しください。

なお、NPOの会員の方々には、表彰式の様子を収めたDVDを後日、お届けいたします。

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